大容量だけど厚い/重いモバイルバッテリーを購入して、結局持ち歩かなくなった経験がある方いるんじゃないでしょうか?僕は、しょっちゅうそんな経験があります…。
そんな失敗を重ねる中で、なんと国内の京都から世界最薄のモバイルバッテリーが誕生しました。
手にした時に、「おっ!」とその薄さ軽さにとても驚きました。そんなモバイル性に特化したモバイルバッテリーについて、今回ご紹介したいと思います。
MATECH MagOnの特徴とメリット
世界最薄
MagOn10000の薄さ | MagOn5000の薄さ |
---|---|
12.76mm | 8.6mm |
安心して使える国産のモバイルバッテリーとして、10000mAhの大容量で約13mmの薄さは、世界最薄と言えるだけあって他社の追随を許さないレベルで驚異的な薄さです!さらに、5000mAhになると1cmを切る薄さになるので、パッと見でモバイルバッテリーに見えずに薄い名刺入れのような印象さえあります。
MagOn10000の方は、容量はMagOn5000の倍ですが、薄さも2倍というわけではなく4mm程度厚くなっただけというのも驚きです。
軽量&コンパクトで携行に最適
MagOn10000のサイズ | MagOn5000のサイズ |
---|---|
高さ104mm x 幅69mm | 高さ105.5mm x 幅66 |
MagOn10000の重量 | MagOn5000の重量 |
---|---|
167g | 117g |
世界最薄に比例して、重さも本当に軽量です。また、重さに関してもMagOn10000はMagOn5000の倍までいかず、50g程度の増加なので大容量バッテリーを求めている方には嬉しい軽さだと思います。実際に、タニタのスケールで測ってみましたが、公式情報と差はほぼなかったです。
10000mAhの大容量
MagOn10000の容量 | MagOn5000の容量 |
---|---|
スマートフォンを2回フル充電できる | スマートフォンを1回フル充電できる |
MagOn5000ほどの軽量コンパクトにも関わらず、スマートフォンを1回フル充電できるのにも驚きですが、ほとんどサイズも厚さも変わらないMagOn10000でスマートフォン2回もフル充電できるのは本当に凄いと思います。
モバイルバッテリーは、重くても使わなくなりますし容量が足りなくても使わなくなります。どちらかでも欠けると機能として役割を果たせなくなると思います。
MagOn10000/5000は、軽量コンパクトで気軽に持ち出せる上に、大容量でしっかり充電してくれるのでモバイルバッテリーとしての大事な2点をクリアしているので、とても快適に使い続けられます。
急速充電に対応してるので、ケーブルをセットで購入する際は急速充電に対応しているケーブルをオススメします。
MagSafeに対応
裏面は、ひと目でMagSafeに対応していることが分かるスマートなデザインで、取り付ける際の上下が簡単に分かるシンプルなものになってます。
MagSafe対応の機種や、MagSafe対応のケースであれば、強力なマグネットでくっつき充電する事ができます。スマホに取り付けた状態で充電しながら持ち歩けるので、とても気軽に持ち出せます。
iPhoneでの出力 | Androidでの出力 |
---|---|
最大7.5W | 最大15W |
Wake-up(ウェイクアップ)機能
MatechのMagOnシリーズには、Wake-up機能が付いてます。通常、充電する場合はモバイルバッテリー側の電源を押してから使うという手間がありますが、MagOnシリーズはMagSafe機能でスマホにピタッと取り付けたタイミングで自動で充電が開始されるので、とてもスムーズに使うことができます。また、取り付けてたのに充電開始してなかった!なんていう充電し忘れを防げます。
充電開始と共に、スマホの画面にも表示されて確認できるので、安心です。
PPS規格の急速充電に対応
Programmable Power Supply(PPS)とは、充電している際に常に電圧や電流をリアルタイムに計測し無駄を避け効率良く急速充電できるようになる規格になります。
MatechのMagOnシリーズは、このPPSに対応しているので、同じPPSに対応した機種に対して最大22Wで効率良く急速充電する事ができます。
ただ、Galaxyシリーズなど対応しているスマホも出始めましたが、まだまだ対応している機種は多くありません。我が家にも対応している機種がないため、今のところPPS充電の恩恵を体感できてません。
とはいえ今後、規格に対応したスマホも徐々に増えてくると思いますので、PPSに対応したモバイルバッテリーを購入しておくと、非対応のものを買うより先々長く使えるかと思います。
パススルー充電に対応
パススルー充電とは、モバイルバッテリーとスマートフォンを同時に充電できる機能になります。通常、モバイルバッテリーとスマートフォンは別々で充電しないといけないため、時間がかかりますが、パススルー充電きの場合、一度挿しておけば両方が満充電になるまで自動で充電してくれるので便利です。
※MagOn10000は、しっかりとパススルー充電として機能するため同時に充電され時間の節約になりますが、MagOn5000は、通常のパススルー充電と違い同時ではなくスマホが満充電になった後にモバイルバッテリーの充電が始まるため、少し時間のかかる方式になります。
国産メーカーなので安心
MagOnシリーズを生み出したMATECH株式会社は、国内の京都で設立された会社になります。海外製品が溢れ、発火や発熱事故も起こるモバイルバッテリー製品の中で、国産というだけでも安心できる材料になるかと思います。
MATECH(マテック)は、2016年に京都で設立されたクリエイティブとテクノロジーの会社です。トレンドの技術をいち早く取り込み、「いま」役立つな製品をを開発します。これまでの常識に縛られず、新しい考え方、角度から、これまでにない家電・電子機器をつくっています。
引用:MATECH公式
PSEマーク取得
モバイルバッテリーは、リチウムイオン蓄電池を搭載している製品なので発火事故も多く、安全性の認可が必要になリました。
MatechのMagOnシリーズは、このPSEマークをしっかり取得しているので、安心して使用する事ができます。
バッテリーウィジェットで残量確認可能
MagSafeでiPhoneを充電している状態で、バッテリーウィジェットをホーム画面に配置します。 すると、現在のiPhone本体のバッテリー残量と共に、MagSafe先のモバイルバッテリーのバッテリー残量も表示されます。 インジケーターをわざわざ確認せずにどちらの残量も認識できるので、非常に便利です。 |
デザインがシンプルでスマート
ガジェット感のあるデザインが多いモバイルバッテリーの中で、MATECH製のモバイルバッテリーはとてもシンプルで高級感があります。
バッテリー残量のインジケータも見やすいですし、何mAhのバッテリーなのかもぱっと見で認識しやすいのも良いです。
MATECH MagOnのカラーバリエーション
MATECH MagOn10000のカラー
MATECH MagOn5000のカラー
MagOn5000の在庫を見ても分かるように、パープル、ピンク、ブルーと、モノクロ以外の3色が人気で、すぐに在庫がなくなってしまうため、パープル、ピンク、ブルーが気になる方は、在庫見つけ次第で購入した方が良さそうです。
MATECH MagOnのデメリット
公式販売はAmazonのみ
現在、公式サイトでの販売はなく、公式での販売はAmazonのみとなってます。なので楽天での販売はあっても、公式ショップの取り扱いではないです。
複数ポートではない
充電できるポートが一口しかないため、複数のモノを同時に充電する事はできません。
ただ、PCの充電にはパワー不足ですし、スマホ1台のお供として気軽に持ち出すようなコンパクト設計なので、一口でも使っていて不便を感じません。
複数ポートを備えたモバイルバッテリーが必要な場合、アンカーのバッテリーが高性能なのでオススメします。
ブラックは指紋が目立ちやすい
カラーがそれぞれ5種類ずつ用意されてますが、ブラックだけは質感的に指紋が目立ちます。指紋が気になる方や、こまめに拭くのが面倒な方は、ブラック以外のカラーを選択するのをオススメします。
ワイヤレス充電は、少しパワーが弱い
スマホを触りながら同時にワイヤレス充電をする場合、スマホのバッテリーが回復するというよりは、なるべくバッテリーの減りを遅くするといった用途イメージが近いです。
なので、出先でしっかりバッテリーを回復したい場合は、ワイヤレスではなくコードでの充電をオススメします。
MATECH MagOnの口コミ
まとめ
薄さは正義です。日々、MagOnシリーズのモバイルバッテリーを持ち歩きながら常々そう思います。
スマホは1回程度の満充電でよければ、とにかく本体の薄いMagOn5000は、とにかく持ち運びがラクで便利だと思います。
また、多少厚くてもスマホを2回以上は満充電したい方はMagOn10000をオススメします。
このように、両製品ともそれぞれ特性があるため、最新のMagOn10000が絶対オススメというわけではなく、自分の使い方に応じて選ぶと良いと思います。
MATECHのMagOnシリーズは、モバイルを意識した見事なプロダクトですし、必ず実機を見た時に「え、予想以上に薄い!」と驚くと思います。そんなワクワクを感じさせてくれる使い勝手の良いモバイルバッテリー。本当にオススメです。
最後までお読みいただきありがとうございました。