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【電気代は高い?】象印のスチーム式加湿器グレー4.0Lの3ヶ月使用レビュー EE-DC50の感想&口コミ【花粉の対策にも!】

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象印の加湿器EE-DC50が写っているサムネイル

美容や乾燥の対策で加湿器が欲しいけど、お手入れが面倒そうだし、怠ると雑菌が繁殖しそう…。そんな悩みでなかなか買えない、又は買い替えるのに躊躇してしまいますよね…。

こんにちは、モノゴコログの”潤いに目覚めた”ノタリです。僕も雑菌に関しての同じ悩みで、加湿器の購入に躊躇してしまい、砂漠のようにカラカラな毎日を過ごしていました。乾燥した空気はお肌にも悪く、花粉やウィルスも舞いやすいという恐怖。安心と潤いを求めた我が家が、ついに一台のオアシスのような加湿器に出会い、今や毎日フル稼働で我が家の”湿度を守る保湿の守護神”が如き象印の加湿器について3ヶ月間使用してみてのレビューをまとめました。

この記事は、こんなお悩みを持っている方に役立ちます

  • 加湿はしたいけど、加湿器って雑菌をばら撒いてしまう可能性があるみたいだし、お手入れも面倒そう…そんな不安を解消してくれる1台を探している方
  • 象印の加湿器を買おうか悩んでいて、電気代の高さやお手入れのしやすさなど、実際に使ってみての本音レビューを知りたい方
我が家の保湿の守護神

まず結論から書きますが、僕はこの象印のスチーム式加湿器を総合的に考えて自信を持ってオススメします。「雑菌をばら撒くのが怖い」が一番加湿器を買う上で僕がためらっていた原因だったので、煮沸消毒された清潔な蒸気が放出されるスチーム式だという事とシンプルな構造によりお手入れが楽で内部を清潔に保てる、致命的な欠点がないというのが決め手になりました。


この3点において色々調べた結果、総合的に一番優れていると判断して我が家ではこの加湿器の購入に至りました。ただし、象印に限らずスチーム式全般ですが、電気代は他の方式の加湿器より高いのでそこは何を優先して購入するかをしっかり検討すると良いと思います。

我が家では、EE-DCシリーズを選択しましたが、現行の象印のスチーム式加湿器の4製品の比較をまとめましたので参考にして下さい。

目次

最新機種EE-DD50/35やEE-RS50/35との比較

現行でオススメできる象印のスチーム式加湿器は4製品

EE-DCシリーズのご紹介の前に、現行の象印加湿器の4機種の比較表をまとめました。現行であれば、機能が近いこちらの4機種がオススメです。

スクロールできます

EE-DD50/35

EE-DC50/35

EE-RS50/35

EE-RR50/35
加湿スチーム式
容量DD50:4L
DD35:3L
DC50:4L
DC35:3L
RS50:3L
RS35:2.2L
RR50:3L
RR35:2.2L
加湿能力(mL/h)DD50:480
DD35:350
DC50:480
DC35:350
RS50:480
RS35:350
RR50:480
RR35:350
適用広さ(木造和室)DD50:〜8畳(13㎡)
DD35:〰︎6畳(10㎡)
DC50:〜8畳(13㎡)
DC35:〰︎6畳(10㎡)
RS50:〜8畳(13㎡)
RS35:〰︎6畳(10㎡)
RR50:〜8畳(13㎡)
RR35:〰︎6畳(10㎡)
適用広さ(プレハブ洋室)DD50:〜13畳(22㎡)
DD35:〰︎10畳(16㎡)
DC50:〜13畳(22㎡)
DC35:〰︎10畳(16㎡)
RS50:〜13畳(22㎡)
RS35:〰︎10畳(16㎡)
RR50:〜13畳(22㎡)
RR35:〰︎10畳(16㎡)
連続加湿時間(h)強:8
中:16
弱:32
(共通)
強:8
中:16
弱:32
(共通)
RS50 強:6
弱:24
RS35 強:6 弱:27
RR50 強:6
弱:24
RR35 強:6 弱:27
入タイマー(h)4・6・8
(共通)
4・6・8
(共通)
6 (共通)6 (共通)
切タイマー(h)1・2・4
(共通)
1・2・4
(共通)
2 (共通)2 (共通)
湯沸かし音セーブモード○ (共通)○ (共通)○ (共通)○ (共通)
安全面チャイルドロック
フタ開閉ロック
転倒湯漏れ防止
空炊き防止
転倒時自動オフ
マグネットプラグ
チャイルドロック
フタ開閉ロック
転倒湯漏れ防止
空炊き防止
転倒時自動オフ
マグネットプラグ
チャイルドロック
フタ開閉ロック
転倒湯漏れ防止
空炊き防止
転倒時自動オフ
マグネットプラグ
チャイルドロック
フタ開閉ロック
転倒湯漏れ防止
空炊き防止
転倒時自動オフ
マグネットプラグ
サイズ 幅x奥行x高さ(cm)DD50:24×27.5×36.5
DD35:24×27.5×32.5
DC50:24×27.5×36.5
DC35:24×27.5×32.5
RS50:24×26×31.5
RS35:24×26×27.5
RR50:24×26×31.5
RR35:24×26×27.5
重量(kg)DD50:2.9
DD35:2.7
DC50:2.9
DC35:2.7
RS50:2.4
RS35:2.3
RR50:2.4
RR35:2.3
カラーグレー/ホワイトグレー/ホワイトホワイトホワイト
備考DCとの違いはパネルのデザインが微調整入っただけで、他は全て同じです。RRとの違いはパネルのデザインが微調整入っただけで、他は全て同じです。
画像引用元:象印公式サイト

最新機種より一つ前の旧機種がオススメ

表からも分かりますが、DDとRSは最新機種ですが、旧機種DCとRRのパネルデザインが多少違う以外の機能は全て同じなため、購入を検討するのであれば旧機種のDCとRRの方がコスパが高くオススメです。

お部屋のサイズに応じて選択しましょう

DD&DCかRS/RRの選択については、基本的に容量による連続加湿時間や適用広さやデザイン以外に大きな違いはないため、お部屋の広さに応じて選択するで問題ないかと思います。

オンシーズンはすぐ売切れるため、購入はオフシーズンが狙い目

象印のスチーム加湿器は大人気機種のため、秋を迎える頃にはAmazonでも頻発に品切れを起こします。

購入を考えている方は、春〜夏のオフシーズンなどの在庫が残りやすい時期を狙うか、秋〜冬のオンシーズンであれば在庫を見つけたらラッキーレベルの時があるため、こまめにAmazonや楽天の在庫を確認して見つけたら購入するのが良いと思います。

EE-DC50について

前述の比較表をもとに、機能が同じであるなら別に最新である事へのこだわりがないのと部屋の広さを加味して、我が家ではEE-DC50がピッタリだと判断して購入しました!結果購入して大満足の使い心地で、乾燥時期は毎日ヘビーユーズしています!

また、使い続けていてオススメできる/できない人や、メリット/デメリットも分かってきたのでご紹介しようと思います。

EE-DC50がオススメな人/オススメできない人

こんな人にオススメ

  • 清潔な蒸気で安心して使いたい
  • 加湿能力が高いものが欲しい
  • 頻繁で面倒なお手入れに手間や時間を割きたくない
  • 小さな子供がいても安心して使いたい
  • 機能がシンプルで使い方が簡単な方が良い

オススメできない人

  • 寝室をメインに使いたい
  • 見た目の個性を重視したい
  • 電気代などの運用コストを優先したい

以下に象印のスチーム式加湿器を使う上で、詳しいメリットデメリットを挙げてみました。

EE-DC50のメリット/デメリット

7つのメリット

  1. 殺菌された蒸気が放出されるので衛生的
  2. お手入れが凄くラクチン
  3. つや消しグレーは部屋に馴染んでオシャレ
  4. 機能がシンプルで使い方が簡単
  5. 加湿能力が高いので花粉対策にも重宝
  6. 小さなお子さんがいる家庭でも安心安全
  7. 細かく配慮された機能が親切

4つのデメリット

  1. 音が多少気になる
  2. 水の補充が人によって手間
  3. コードが短いので配置の融通がきかない
  • 電気代が高い (スチーム式全般)

上記の項目を細かく解説していきます!先に、使ってみて分かったデメリットから見ていきましょう。

使用して分かった4つのデメリット

湯沸かし音が大きい

ココロー

スチーム式ってお湯を沸かすんですか!?そしたら音とか大きくないですか?

ノタリ

通常運転中は凄く音が静かなので全然気にならないんだけど、湯沸かし中の音は確かに音がある程度あるので、静かな場所で使う場合は気になる人は気になりそうだよ。

我が家ではリビングと寝室で使用しているので、それぞれの部屋での気になる度合いを表にしてみました。

リビング寝室
通常運転の音全然気にならない全然気にならない
湯沸かし中の音気にならない (環境音による)気になる

寝室での湯沸かし音ですが、僕の場合使い始めの頃音が気になってたんですが、1週間ぐらいで慣れてしまって気にならなくなりました。奥さんのヒナタは使い始めから気にならなかったようです。ですが、音に敏感な方は気になるぐらいの音ではあると思いますのでデメリットとして入れさせていただきました。
試しに音を撮影してみたので、参考にしてみてください!(※音が出るので注意してください)

水の補充が大変

象印の加湿器は、湯沸ポットの機能性を受け継いでるので、タンク容量が大きく大容量の4.0L入ります。(3.0Lのサイズ違いもあります)なので、連続加湿時間も長く水の補充間隔も少ないので、非常にラクです。我が家ではリビングで下の表の【中】、寝室で【弱】なので【強】を使う事がないので、1日12時間使用しても朝に1回水を変えるだけで1日もちます。なので、水が補充が面倒に感じた事は一度もないです。

DC35 (3.0L)の連続加湿時間DC50 (4.0L)の連続加湿時間
【強】約8時間
【中】約16時間
【弱】約32時間
【強】約8時間
【中】約16時間
【弱】約32時間
公式情報によると製品の容量による連続加湿時間は変わらないみたいです

それならなんでデメリットに書いたの??と心のツッコミが聞こえてきそうですが、それは大容量であるがゆえに満杯まで補充した場合はある程度重くなってしまいます。僕は重いとは感じないんですが、奥さんのヒナタは

う〜ん、少し重い…

と唸っていたので、女性の中には少し負担に感じる方がいるかもしれないと思いデメリットに入れました。ただ女性でも全然持ち運べないほどではないのと、少し連続加湿時間は減りますが”満杯まで入れない”という手段で対応できるかと思います。

あと給水の仕方についてですがこれもご家庭によると思いますが、シンクの蛇口のヘッドが伸びるタイプだと給水が凄くラクになります。本体内部のタンクの間口がゆったりと広いので給水もしやすいです。もしシンクの蛇口のヘッドが伸びないタイプだと、本体を傾けて入れる事になり危ないと思うので、容器に移し替えて少しずつ給水する形になるかと思いますがそうなると大容量なのがかえって給水を大変にしてしまうかと思い、これも給水でのデメリットの一つとしました。

付属のコードが短い

コードの長さが1.4メートルと短いです。大きなデメリットではないですが、基本的にコンセントの周辺にしか配置できない長さとなってます。加湿器は部屋の中央に置いた方が効率が良いと言われているので、その場合はタコ足タップなどで延長してあげる必要が出てきます。

ただ反面メリットもあり、長いコードがダラダラと出てなくて済むので部屋がスッキリするという点があります。我が家ではむしろこちらのメリットの方が大きいので、あまりコードの短さはデメリットとは感じていませんが一般的にはデメリットに入りそうなので挙げてみました。

こちらのコードはしっかり別売りもあるので、紛失してしまった方はこちらから購入する事もできます。コードは12Aと7Aの2種類ありますが、12Aの方なので間違えないよう気をつけてください。

スチーム式は電気代が高い

ココロー

スチーム式の加湿器くんは他の方式とくらべて電気代が高いと聞いた事がありますが…実際はどうなんでしょ…?

ノタリ

他の方式の加湿器より電気代が高い事は確かだよ…。ただ、殺菌のための沸騰に消費電力がともなうから衛生面のためにお金を払ってると考えても良いと僕は思うよ。

この加湿器はこまめなお手入れが必要なフィルター掃除からも解放され、1ヶ月〜2ヶ月に1回のラクなお手入れで良いので、長期で見た場合その分の時間が浮くと思えば、家事や趣味の時間や家族との時間もそれだけ増えるので、電気代もそんなに高いとは感じてません。毎日使う事になるモノなので、とにかく身体的衛生上、精神的衛生上、共にストレスフリーで使える事が、長く加湿器と付き合っていく上で最重要だと我が家では判断しました。

通常運転中の消費電力沸騰中の消費電力 (使い始めと運転中の合間)
410W985W
計算に使用させていただいたサイト:testpage.jpさんの計算ツール

我が家では1日の半分、12時間を毎日稼働して使ってます。左側が通常運転時の11時間分のおおよその電気代、右側が沸騰(使い始めとたまに間に入るので)合計1時間を見積もったおおよその電気代になります。合計で大体、電気代1日143円になります。

時間の内訳としては、日中にリビングで9時間、夜寝る前に寝室で3時間使用してます。我が家では夫婦共に乾燥が苦手なので半日という長時間で稼働してますが、それでも電気代140円程度なので、日中のみ数時間加湿したい場合であれば、1日100円以内に全然抑える事もできると思います。

また加湿器はエアコンの冷暖房効率を上げる事ができると言われ、我が家ではまだ冬場しか使っていませんが実際に加湿器を買ってから例年より1度下げた状態の暖房設定でも快適に過ごす事ができました。エアコンの電気代は、1度設定が変わるだけで約5〜10%程度節約できると言われているので、もしかしたら加湿器の電気代は実際より浮いている可能性はありそうです。

ココロー

それでも…もう少し電気代抑えられませんか…

ノタリ

ココローはしっかりしてるね!
加湿能力を少し下げても大丈夫なら、同じ機種の容量違い3.0LのEE-DC35が電気代を抑えられるからオススメだよ!

3.0LのEE-DC35では、容量の小さい分加湿時の消費電力が305Wになり、その分電気代が抑えられます。試しに同じ状況で計算してみました。

1日の電気代の合計が、113円となり4.0LのEE-DC50と比べて30円安くなりました。

ウラココロー

むふっ。月に900円節約できるー。

3.0Lと4.0Lで加湿能力の差はあるものの、それ以外の機能や連続加湿時間などはほぼ同じなので、象印の加湿器が欲しいけど電気代は少しでも安く抑えたい方は、お部屋の広さと加湿能力を踏まえて3.0LのEE-DC35を検討するのもオススメです!

以上、衛生面やお手入れなどのメリットが大きいので、我が家ではあまりデメリットは気になってませんが、ご家庭や環境によって何を優先して購入したいのかをしっかり検討する事が大事だと思います。次にメリットを見ていきましょう!

象印の加湿器を選ぶ7つのメリット

スチーム式だから蒸気がクリーンで安心

公式サイトから引用された蒸気の画像
引用元:公式サイト
ココロー

う〜ん…加湿器くんって繁殖した雑菌をばら撒いてしまう事があるって風の噂で聞いたんですが…大丈夫ですか?知らない間に、雑菌たちと同居なんていやです…。

ノタリ

象印の加湿器はスチーム型なんだけど、スチーム型は一度沸騰させて殺菌した蒸気を使って部屋を加湿してくれるんだ。なので、常に安心して使う事ができるよ。

ココロー

一緒に住むなら吐き出す息が清潔な加湿器くんの方が、ぜったい安心ですね!

沸とうさせたきれいな蒸気を、約65℃まで冷ましてお部屋を加湿します。

引用元:公式サイト

象印の加湿器は、補充した水を沸騰させるスチーム式の加湿器です。沸騰により殺菌された蒸気で加湿されるため、とても衛生的で安心して使い続けられます。

また、雑菌が繁殖してしまった加湿器が原因で起こる病気もあるので、加湿器選びは何よりも放出される蒸気が常に清潔かどうかを優先したい所。

1〜2ヶ月に1回程度のお手入れで凄くラク

ココロー

でも、出てくる蒸気がキレイって事は…沸騰させる容器内をいつでもピカピカに保たないとダメってことですか?こまめに洗ったりがめんどくさかったりしないかなぁ?ボク、面倒くさいのは苦手です…。

ノタリ

容器内は1〜2ヶ月に1回程度カルキが溜まった頃にクエン酸洗浄をしてあげるだけでいいんだ。また面倒なフィルターも無くパーツも少ないから、象印の加湿器はスチーム式加湿器の中でもダントツでお手入れがラクチンなんだよ!

ウラココロー

1〜2ヶ月に1回!?…ふふふ。ズボラなボクでもラクショー!

お手入れの手順はたった3つ!しかも1〜2ヶ月に1回なのでラクチン!

  1. 容器内をクエン酸洗浄
  2. 吹き出し口を洗う
  3. 全体の汚れを拭き取る
STEP
容器内を洗浄する

容器内の洗浄に使用するのはクエン酸のみ

象印から加湿器用として販売されているピカポット。掃除1回分のクエン酸30gが4包分セットで入ってます。我が家は試しに1セットだけ購入してみました。
クエン酸であれば一般的な市販のものでも問題ないです。使用する場合は、1回分を30gでピカポットと同じ手順になります。
❶ 洗浄前の容器内の状態。1ヶ月過ぎた頃の状態。みぞれの様にうっすらとカルキが溜まってきています。ここに、ピカポットorクエン酸30gを投入して満杯のラインまで水を満たします。
❷蓋を閉じたら「湯沸かし音セーブ」ボタンを3秒間長押しします。ランプが点滅し始めたら洗浄中の合図。以上で終わりです!本当にこのお手入れの簡単さは最高だと思います。
❸1時間30分待って蓋を開けてお湯を捨てると剥がれ落ちたカルキも一緒に洗い流されて綺麗になります。蓋を開けた時に、まだカルキがこびりついているのが見えるのであれば、クエン酸とお湯が入った状態でクエン酸洗浄をもう一度連続して行うのも良いと思います。
STEP
吹き出し口を洗う
フタを取り外してしまった方が掃除しやすいです。
象印加湿器のカルキの付着した吹き出し口
❶ 吹き出し口のあたりも、1ヶ月ほど使用してるとカルキの固まったものがうっすら付着してきます。
象印加湿器のクエン酸が塗られた吹き出し口
❷ これは、重曹やクエン酸などの粉に水を若干混ぜて汚れた部分に塗りつけるだけ
象印加湿器の綺麗になった蓋部分
❸ あとは塗り付けたまま1時間ほど放置すれば、このように白い粉はほぼ消え去ってきれいになります。あまり放置すると取れにくくなったりする可能性があるので、こちらも容器内と同じで1〜2ヶ月に1回ぐらいでチェックしてあげてください。
STEP
本体全体を綺麗に拭いてあげる

基本あまり汚れる事はないですが、汚れてきたら感謝の気持ちを込めて拭いてあげましょう!

STEP
お手入れ完了

どうですか!?1〜2ヶ月に1度のお手入れなのに簡単すぎると思いませんか?煩わしいフィルターの掃除や小さな部品の掃除などから解放され、全然ストレスがありません。象印加湿器が他のスチーム加湿器と一番違うメリットはこのお手入れのしやすさだと思います。1度、お手入れして実感してしまうと他の加湿器に移れなくなります。

ピカポットの他にも、加湿器のお手入れを繰り返すうちにフタの裏側についているパッキンが傷んでくるかと思うので、チェックしながら取り替えましょう。

馴染みやすいグレーは、デザイン性抜群

象印の加湿器EE-DCには、カラーバリエーションに「ホワイト」と「グレー」があります。どちらもつや消しのマット素材なので高級感がありシンプルでオシャレです。また乾きやすい素材なので、給水などで濡れてもすぐに乾いていきます。

カラー「グレー」のメリット

  • 湯沸かしポットの昔からの白いイメージと違うため、「ホワイト」より湯沸かしポット感は薄め
  • 中間色のグレーは、明るめの床や暗めの床、どちらにも浮かずに馴染みます
  • 同じく中間色なので、汚れも白ほど目立たず、埃も黒ほど目立たないといった利点があります

ただし、部屋を白い家具や家電で揃えている方は、「ホワイト」を選んだ方が馴染むかと思います。

※グレーは在庫が残り少なく、どのショップサイトでも値段がホワイトより高めなので価格をしっかりチェックしてご検討ください。

前側は、操作ボタン類が縦のラインに収まって整然としてシンプルな印象です。ボタンのサイズ感やスペースも確保されているため、とても操作しやすい印象です。後ろ側には、プラグの差し込み口と蓋を外すためのつまみのみで、とてもスッキリしたデザインです。つまみも窪みのサイズが大きいため、とても使いやすいです。
右側面には、スリットが2箇所空いてます。上のスリットは通気口、下のスリットは部屋の湿度を感じ取るセンサー部となります。左側面には、電源コードを差し込む口があるだけです。

デザイナー的チェックポイント

象印だから湯沸かしポットに見える“という印象を持たれてしまいますが、僕は逆に奇をてらわず象印の歴史ある強みを活かして簡単でお手入れもラクな湯沸ポッドのノウハウをそのまま加湿器に転用させたのはとても素晴らしい発想だと感じました。その上で機能性を損なわない可能な範囲で見た目もスマートにデザインされていて、象印にしかできない最強の加湿器だと思います。

機能がシンプルなので使い方も簡単

象印の加湿器は機能がとてもシンプルなので、1度使い始めれば悩む事なく使用できます。主な機能は加湿の強さ設定とタイマー設定のみ

主な機能ボタン一覧

  • 自動運転モード:部屋の湿度を感知して加湿状態を保ってくれる
    • 「ひかえめ」:部屋の湿度を40%でキープするようコントロールしながら加湿
    • 「標準」:部屋の湿度を50%でキープするようコントロールしながら加湿
    • 「しっかり」:部屋の湿度を60%でキープするようコントロールしながら加湿
      ※湿度計と異なる場合があるそうです。
      ※個人的な体感では部屋の広さでキープされる%が変わる印象。我が家ではリビングだと「標準」で50%ですが、狭めの寝室では「ひかえめ」で50%になります。
  • 連続運転モード:部屋の湿度に関係なく選択した強さで加湿し続けてくれる
    • 「弱」
    • 「中」
    • 「強」
      ※結露を少なくするために定期的に蒸気が出なくなります
  • 切タイマー:設定時間後に自動的に電源が切れる
    • 1時間
    • 2時間
    • 4時間
  • 入タイマー:設定時間ごに自動的に加湿を開始する
    • 4時間
    • 6時間
    • 8時間
      ※沸騰させるため、40分前から運転を開始します
  • 切タイマーと入タイマーの同時設定
    • 例えば、2時間後に自動的に電源を切って、6時間後に運転を自動的に再開などもできる
ココロー

ボクはあまり、何度も説明書と顔を合わせるのが好きじゃないから、簡単操作で使えるのはとっても嬉しいなぁ。

我が家では、日中はリビングで夜は寝室に持ち運んで使ってますが、今後寝室用に小さいサイズの方を買い足すか検討中です。そのぐらい1日を通して重宝してます。
リビングでは、自動運転モード「標準」で丁度良い湿度を保ってくれてますが、寝室で同じ設定だと過加湿になってしまい結露が怖いので、自動運転モード「ひかえめ」に設定しています。モードが3パターンあるので、各家庭の部屋で丁度良い設定を見つける事ができるかと思います。

高い加湿能力で乾燥防いで花粉対策

象印の加湿器は、保湿力が高いので部屋をきちんと加湿してくれます。しかも、加湿の強さを選択でき、部屋の広さによって調整できるため、部屋を移動しても設定を変更すれば使う事ができます。

こちらは、4.0LのEE-DC50の連続運転モードでの加湿能力となります。我が家では自動運転モードで使用してるんですが、その場合、「ひかえめ」で「〜6畳」、「標準」で「〜13畳」という体感で、どちらも「適湿」になります。「しっかり」は使った事はありません。

運転モード
加湿量(mL/h)115230480
適用床面積の目安
(木造和室)
〜2畳〜4畳〜8畳
適用床面積の目安
(プレハブ洋室)
〜3畳〜6.5畳〜13畳
※湿度計の表示とは異なる場合があります。

続いて、3.0LのEE-DC35の連続運転モードでの加湿能力となります。数値だけ見ると容量が1.0L少なくても、加湿力が大きく減少している感じはしないので、4.0Lほどの加湿能力が必要ない方は3.0Lも選択肢として良いと思います。

運転モード
加湿量(mL/h)80165350
適用床面積の目安
(木造和室)
〜1.5畳〜3畳〜6畳
適用床面積の目安
(プレハブ洋室)
〜2畳〜4.5畳〜10畳
※湿度計の表示とは異なる場合があります。
ココロー

そういえば話逸れますが、今年も花粉が猛威をふるってるみたいですよね…。

ノタリ

そうなんだよ…近年ずっと大量飛散していて、僕も毎年悩まされている1人だよ…。なので加湿器で対策を始めたよ。花粉に対する効果は個人差あると思うけど、我が家は藁にもすがる思い…。

花粉対策として2つの効果がある

日本に住んでいると沖縄へ移住でもしない限り、花粉に悩まされますよね…。そんな花粉に対して加湿器で部屋の湿度を調整してあげる事は、花粉などのウィルス対策に良いとされています。

実際に、僕も呼吸器を患っている期間に加湿器を常に稼働していた際に呼吸がラクになったという経験があります。花粉が辛い、喉の痛みが辛いなどの症状がある方は、個人差があるとは思いますが試されてみるのも良いかもしれません。

呼吸器の粘膜のバリア機能を正常に保つ

のどや鼻など呼吸器の粘膜には花粉やほこり、ウイルスなどの侵入を防ぐバリア機能があります。粘膜から分泌される粘液が侵入してきた異物をキャッチすると繊毛(線毛)が働き、粘液とともに異物を押し出します。

しかしながら、乾燥をしていると繊毛(線毛)の動きが鈍くなり、異物を排除しにくくなり、体内に残ってしまい、アレルギー症状が起きやすくなります。

乾燥を防ぐことで粘膜のバリア機能を保つことも花粉対策のひとつです。

ダイニチ工業株式会社 公式

※花粉への効果は個人差があります

花粉などの異物を排除してくれる繊毛が、乾燥して粘液が足りないと十分に働いてくれないとの事。加湿器で湿度を上げて潤してあげる事で、この繊毛がしっかりバリア機能として正常に働き花粉を体外へ追いやってくれるそうです。

侵入した花粉を取り除く

家の中の花粉対策で一番の対策となるのは、「家の中に花粉を侵入させない」 こと 。ただ、花粉は、換気の際や帰宅時の衣服などに付着して家の中に入ってきます。

さらに、最近は新型コロナウイルス対策として、定期的な換気が推奨されていますので、花粉の侵入を完全に防ぐことは難しいですね。

そこで、侵入してしまった花粉を家の中で飛散させないようにしましょう。

花粉は水分が付着すると、重くなって下へ落ちやすくなります。加湿器でお部屋の中を加湿し、花粉に水分を付着させ床に落としてしまいましょう。

一般的に雨が降った日は花粉症の症状が落ち着いて、過ごしやすいと言われています。これは、雨にあたった花粉が水分を含んで重くなって地面に落ち、花粉が飛散しにくくなるという現象によるものです。

この現象を応用して、加湿器で同様の環境を作るというわけです。

ダイニチ工業株式会社 公式

※花粉への効果は個人差があります

雨の日に花粉の飛散が抑えられてるのと同じ原理で、部屋の中に舞い込んだ花粉に対して、加湿器で湿度を上げる事で水分が花粉に吸着して、その重みで床に落としてくれるようです。ただ、そのままにしておくと乾燥時にまた舞い上がってしまうので、落ちた花粉をこまめに床掃除で取り除いてあげると花粉対策の環境を作る事ができるみたいです。

ココロー

加湿器くんって、見えない所でたくさん働いてくれてるんですね〜!カッコいい!

小さなお子さんにも優しい親切な製品設計

加湿器は、家電の中では熱湯を扱う危険なものになります。特に何事にも好奇心旺盛な小さなお子さんのいるご両親は気になる所かと思います。こちらの製品はそうした小さな子供が不用意に触れたりコードに引っかかったりの危険に対して配慮されているので、安心して使用できます。

電源コードはマグネットで簡単にくっつけられるので、持ち運んで使う場合にもコードの抜き差しがラクです。
子供が足でコードを引っ掛けたりした場合に簡単に外れるので、本体が倒れて怪我や火傷をする心配がなく安全です。
ココロー

コードが抜けるおかげで、加湿器くん本体が倒れないだけじゃなくて、足を引っ掛けてしまった人も転んだりせず安全なのがとっても良いです!
ボクもよく何かにつまずいたり引っかかったりして転ぶから、これなら安心!安全第一!

ノタリ

だよね!
ただ、手などを本体上部にある蒸気の吹き出し口のすれすれにじっと近づけていると大人でもかなり熱いので、小さなお子さんのいるご家庭は、少し高い位置に設置した方が安全かも。

開け方の前に上部のフタについてですが、気軽に開けてしまって熱い蒸気で火傷なんていう事を防げるようにひと手間の「ロック解除レバー」がついているので安心ですよね。
フタの開け方ですが、「ロック解除レバー」をスライドさせながら、「押す」表記の開閉つまみ部分を押せば開けられます。片手でやりたい場合は、「押す」の文字辺りを押した後に反対側に指を引っ掛けつつ親指でロック解除すると楽です。
そうすると簡単に空きますが、お湯が冷め切る前に開ける場合は注意してゆっくり開けてください
ココロー

そういえば、加湿器くんが乗ってるタイヤのついた台は何ですか?

ノタリ

この台は、加湿器を少しだけ移動させといて床掃除などの時も、いちいち持ち上げなくて良いので、とても便利だよ!加湿器だけじゃなく、大きめの家電やプランターで流用が効くし、見た目もとてもオシャレなので、我が家では複数買いを検討してるよ。

写真で本体の乗っている台が気になっている方もいらっしゃるかと思いますが、こちらはコードの届く範囲で加湿器の配置を変えたい時に便利かと思い購入したキャスター付きボードです。乗せておけば本体の下に床の埃が付着するのを防げますし、本体の移動もラクなので床の掃除も凄くラクになりました!高さも低いので倒れる心配もなく、乗せるとスターウォーズのR2-D2のように見えてさらに愛着湧きます。オシャレな木製ボードなので、フローリングのご家庭では雰囲気を壊さず使えます。加湿器をご検討の方は、サイズ感もピッタリなので併せてこちらを購入されるのもオススメです!

ウラココロー

ボクも街中でこれを乗りこなしたい。
(※危険ですのでマネしないでください)

作り手の優しさが見える細かい親切機能

その他の親切機能

  • 明るさ機能:メニュー部分のライトの明るさを「明・暗」の2段階で切り替えられる
    • 寝室だとメニューのライトが明るく感じるので、暗くできるのはとても親切
  • チャイルドロック:3秒以上長押しで簡単にロック/解除できる
    • ロックで他のキー操作を受け付けなくなるので、子供のいたずらや誤作動を防げて安心
  • 湯沸かし音セーブ:運転開始の湯沸かし時の音を少し抑える事ができる
    • このボタンを3秒長押しで押すと、クエン酸洗浄モードに切り替わる
  • 本体の取手:本体に付いている取手
    • 取手が大きいので、持ちやすく運ぶ時もラクです。

す。

口コミ

まとめ

いかがでしたでしょうか?
我が家では3ヶ月使い続けて、まったく不満なく使えているので、自信を持ってオススメします。今では、リビングと寝室で1台を持ち運びながらの運用が面倒なので、もう1台寝室用に3.0LのEE-DC35を購入しようと検討してるぐらい気に入ってます。

では、最後にもう一度、象印の加湿器はこんな方にオススメです。

こんな人にオススメ

  • 清潔な蒸気で安心して使いたい
  • 加湿能力が高いものが欲しい
  • 頻繁なお手入れに手間や時間を割きたくない
  • 小さな子供がいても安心して使いたい
  • 操作や機能はシンプルで難しくない方が良い
象印の加湿器EE-DC50が写っているサムネイル

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