【掃除機と水拭きを同時に】MOVA E30 Ultra ロボット掃除機 使用レビュー

自宅の床掃除を定期的にするのって結構大変ですよね。
仕事や育児で忙しいとつい後回しにしてしまいがち。

我が家では現在ロボット掃除機を使っています。
元々ルンバs9を使っているのですが、このたび水拭きもできるロボット掃除機MOVA E30 Ultraを使い始めました。

結論から言うと、簡単操作で掃除と水拭きが同時にできて時短、本当に感動の製品でした。
今では掃除機掛けや水拭きで週2ペースで使っています。

そんな MOVA E30 Ultra を使ってみて感じたことをメリットやデメリットを含め、写真や動画をまじえて紹介したいと思います。

ロボット掃除機 MOVA E30 Ultra の特徴

MOVAについて

MOVA(ムーバ)は中国の掃除機メーカーDreame Technology(ドリーミーテクノロジー)が、日本向けに展開したブランドです。
Dreame Technologyは、日本以外のアジアやアメリカ、ヨーロッパにも展開しており、技術力が業界でも高く評価されているグローバル企業です。

Dreameは、社員の60%以上が技術者です。

Dreameの社員のうち研究開発人材が6割以上を占め、年間に投じる研究開発への投資費比率は約7%に達するなど、業界水準をはるかに上回っています。

引用元：Dreame公式

2024年第2四半期のロボット掃除機の出荷数は世界5位のシェアを誇っており、今後ますますの活躍が期待できそうです。

自動でゴミ回収・モップ洗浄・乾燥

掃除が完了したら、ベースステーションがゴミを吸い取り、浄水タンクの水でモップを洗浄し乾燥までしてくれます。

※音声あり

掃除後のゴミ捨てやモップ洗いを全てステーションがしてくれるので、掃除を面倒に感じず、以前よりもこまめに掃除ができるようになりました。

掃除機掛けと水拭きを同時に運転

掃除機でゴミや埃を吸引しながら、同時にモップで水拭きができます。
一度の掃除で掃除機と水拭きが両方でき、時短な上に清潔です。

掃除機だけ、水拭きだけも可能です。
アプリのクリーニングモード選択で掃除のたびに変更できます。

掃除機の吸引力は「静音」「標準」「強」「ターボ」の4段階で設定できます。

アプリと連携

マップの床部分にまんべんなく掃除機をかけてくれるので、かけ残しがなく、放っておくだけで勝手に綺麗にしてくれます。

アプリ起動後に作成したマップに従い、満遍なく掃除をしてくれます。
マップを編集して家具の場所を入れたり部屋を分けたりできるので、時間がない時に一部だけ掃除したり、家具を避けたりなどの設定が容易です。

センサーで障害物を自動検知

レーザーセンサーで障害物を検知して、避けながらスムーズな掃除ができます。

マップを作成しているので家具や壁にぶつかることはないのですが、置きっ放しにしてしまったバッグなどのマップには載っていない障害物も素早く感知してくれるので安心です。

ルンバは壁や家具にぶつかりながら隅まで掃除しますが、MOVAはセンサーのおかげで全くぶつからずに、でも隅々まで綺麗にしてくれます。

ただ、床に這っているコード類などは高さが低すぎて感知できず、床をひきずってしまう恐れがあるので、掃除前に床から片付けた方がよさそうです。

モップリフトアップ

水拭きをせず掃除機だけかけたい場合、アプリのクリーニングモードで「床拭き」を選択すると、モップを持ち上げて吸引のみしてくれます。

また、カーペットとフローリングが混在している部屋で、フローリングの水拭きをしたままカーペット掃除に入る場合、カーペットをモップで濡らさないようにモップを持ち上げて掃除機をかけることができます。

ロボット掃除機 MOVA E30 Ultra の使用前の準備

準備はとても簡単で、届いたらすぐ使い始めることができます。

ロボット掃除機 MOVA E30 Ultra のデメリット

ベースステーションのサイズが大きい

34 x 45.6 x 59 cmと大きめなので、置くスペースを確保する必要があるのと、置いてあると少し圧迫感を感じるかもしれません。
ですが、左右5cmの余裕があれば良いので、隙間に置くこともできます。

ルンバs9と比較しても少し大きいですが、水拭き＆自動洗浄機能がついているのでその分大きくなるのは仕方ないかなと思います。

使う前に床を片付ける必要がある

ロボット掃除機全般に言えることですが、床に物を置いているとロボットの通り道がなくなってしまい、十分に床掃除ができなくなるので、床になるべく片付けておく必要があります。
コード類などもそのまま床に垂れていると引きずってしまうため、避けておかないといけません。
一手間が面倒に感じますが、普段から床に物を置かなくなったので結果的にはよかったかなと思っています。

ロボット掃除機 MOVA E30 Ultra のメリット

掃除機と水拭きが1台でできて時短かつ省スペース

ロボット本体のサイズや高さは元々使っていたルンバとほとんど同じなのですが、掃除機と同時に水拭きもできるのはすごく嬉しいです。
床の拭き掃除って重労働だしそんなにこまめにできないので、本当に助かる！

しかも掃除機と水拭き用のロボットを別々に持つのではなく、両方できるロボット1台で済むので置くスペースも節約できます。

もちろん、掃除機のみ、水拭きのみも選択できます。
自分で掃除機をかけた後の水拭きに使いたい、という場合もアプリの簡単操作でその時だけ変更が可能です。

アプリ操作が簡単

使い始めにまず高速マッピングで、部屋の地図を作成してくれます。
このマップがすごく正確で感動でした。ルンバと比較しても遜色ないです。

ペットがいるエリア、カーペット、フローリングなど、部屋ごとに掃除方法をカスタマイズできます。
立ち入り禁止エリアも設定できるので、ペットや赤ちゃんのいる場所や、植物を置いている場所など、掃除機を行かせたくない場所を登録しておくと安心です。
リアルタイムでフィードバックしてくれるので、清掃状況を把握でき、汚れやすい場所のみ集中して掃除するなど日々の掃除を効率的にすることができます。

壁や家具にぶつからずに隅まで綺麗にできる

ロボット掃除機本体の正面にレーザーセンサーがついており、また、ブラシやモップが本体の外側に出ているので、壁やドアにぶつからずに床の隅まで綺麗にしてくれます。

進路の途中に一時的に障害物があってもしっかり検知してぶつからずに避けてくれます。

我が家にはリビングと隣の部屋との間に可動式の間仕切りドア(上吊タイプ)があるのですが、ルンバでこの場所を掃除する時はいつもドアにぶつかる音がします。
ところが、MOVAの場合はギリギリまで綺麗に掃除しつつもドアにぶつからずに掃除していました。

コードが床にあったりしない限りは、家具なども正確に距離を取って避けてくれます。
床や壁を傷つけずに壁際まで掃除を完了することができるので、ちょっとした隙間時間や外出中でも、安心して使用することができます。

シンプルでおしゃれなデザインと丁寧な作り

中国メーカーということで、失礼ながら作りが粗かったり安っぽかったりするのではないかという不安があったのですが、全くそんなことはありませんでした。

水タンクを入れる箇所のカバーや、ゴミの紙パックを入れるダストタンクカバーなど、開け閉めする箇所はソフトに開閉できる触感のクッションが入っており、細やかで丁寧な作り方をされていると感じました。

ロボットもベースステーションも高級感があって、部屋のインテリアを邪魔しないおしゃれで馴染むデザインだと思います。
パキッとしたホワイトのカラーも清潔感があります。

ゴミ捨てやお手入れが自動で簡単

モップを自動洗浄して乾燥までしてくれるので、毎回の掃除後のお手入れの必要がなく本当に楽です。
毎回の掃除後に必要なのは、モップを洗った後の汚れた水を取り出して捨てるだけ。

モップを洗った後の汚水タンクの濁った水を捨てて洗ったタンクを戻したら終了です。
汚水タンクにはモップを洗った後の濁った水が溜まっていて、床が綺麗になった感じがして嬉しいです。

また、吸い取ったゴミも自動で紙パックに吸い込んでくれるので、普段のお手入れは一切手を汚すことなくできます。

あとは、定期的にロボットのレーザーセンサーやステーションとロボットのごみ収集口を柔らかい布で拭くだけです。

紙パックのゴミが溜まった場合は別売りの紙パックを取り替えますが、だいぶ大きいパックなので、いっぱいになるまではかなりもちそうです。
MOVA 紙パック E30 Ultra用の紙パックは、こちら↓から購入できます。

ロボット掃除機 MOVA E30 Ultra まとめ

少しでもご検討中の方のお役に立てれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。